サラオの設計・開発及び製造を行っております。かわいい山羊もいます。
住所 | 〒443-0021 愛知県蒲郡市三谷町若宮100 |
アクセス | JR東海道本線 三河三谷駅より 徒歩14分 |
TEL(FAX) | 0533-75-6123(0533-75-6223) |
営業時間 | 8:00 ~ 17:00 |
2014 年に発生した熊本地震の被災地に開発途上のサラオを無償提供しました。それを契機にして改良に改良を重ねた結果、2020 年末には 300 台以上の自律型移動式水洗トイレ “サラオ” が日本各地に設置されています。
現在では年間 200 台以上の生産能力を維持していますが、内装などにはできるだけ多くの自然木を使用するなど、将来廃棄に至るまでの環境も考慮しています。
サラオは商用電源があれば簡単に利用でき、ソーラー発電設備は不必要になります。サラオ本体ばかりでなく、その周辺を取り巻く給水タンク・汚水タンクも近くに既存設備があればそれを利用することができます。
このサラオが持つ “柔軟性” こそが、その命だと考えています。
開発に当たって最も重視したのは汚水タンクの構造でした。近くに下水道・浄化槽があればそこに接続すれば汚水タンクの必要はありませんが、その設備がないところがほとんどです。
課題は掘削をしない平面設置、悪臭の遮断、化学物質の不使用、コストの問題などでした。それらを解決したしたのが現在の汚水タンクであります。また、汚水タンクが満たされたときの対応は、汚水処理業者に依頼するのが一般的ですが、オバーフローした汚水を畑・庭・花壇などに導く事例も増えています。当然トイレの使用頻度の問題もありますが、土中浅いところに誘導された汚水は微生物などによって分解されます。浅い土中に誘導する方法としては「10 cm 程度の陶管の空継ぎ」などが推奨されます。その陶管上部に土壌被覆すれば悪臭問題は解決します。
それぞれの状況に応じて、サラオに対する要望も増えてきています。高層建築現場では既存のものが設置できないため、現地での “組み立て方式” を採用し一現場で複数台使用されている事例もあります。
このようにしてサラオに対する様々な要望に対処すべく、社員一体となって努力を傾注しています。次のサラオのために皆様からのご提言をお待ちしています。
サラオとは、アマゾンの奥地、密林のなかにぽっかりと開けた小さな池の名前です。
その池は不思議と塩分を含んでおり、周囲の小さな草原にはジャングルの様々な動物が集まり、ミネラルの補給と一時の安息の場として利用しています。
株式会社サラオ
Gテクノ株式会社